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【配送事故?】MacProやPMG5のエンクロージャー交換

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現行モデルより1世代2世代前という事になるのだと思いますが、Macintoshシリーズの最上位モデルとして位置付けられていたMacProやPowerMacG5シリーズ。シルバーのアルミニウムボディは見た目もかなり堅牢なイメージ、そして重量も20kgほどありなかなかの存在感です。

依頼内容

今回元々は『PowerMacG5が起動させてもAppleマークが出てから全く先に進まない』という典型的なハードディスク不良の修復依頼でした。実際にMacが到着して箱を開封してみたら本体の脚部分が変形している事に気がついたのです。(写真赤丸)
通常の使い方ではこのような変形はほぼ起きない為、念のためご依頼のお客様に問い合わせた所、『送る前はそのような変形はなかった・・・』との事。
残念ながら配送時に何らかのトラブル、つまり配送事故が起きてしまったと考えられます。

修理内容

 通常であればシステムの入れ直しやHDDの交換で簡単に修復が出来た案件でしたが、今回は予想外ではあるものの筐体に変形が加わってしまっていましたので、外観の綺麗な同モデルを手配し外装(エンクロージャ)の交換を行う事といたしました。

今回必要なのはロジックボードやファンなどといった単体のパーツではなく外装そのものですから、交換用に用意した別の本体からも全てのパーツを取り外さなければなりません。先日同じPowerMacG5の電源ユニット交換の記事をこちらでご紹介しましたが結構時間のかかる作業となります。

PMG5 Late2005電源ユニット交換

このような感じで、全て取り出すとこんな感じです。

筐体を交換するとなれば別に用意した本体も同じように分解する必要がありますから、都合2回同じ分解取り出し作業をやらなければならなくなる訳です。『それなら脚が変形してしまった本体からHDDとかメモリなどの必要なパーツだけを綺麗な筐体の方に移植すれば良いのでは?』と思った方はさすがです。

確かにそれが一番効率が良いですし作業も圧倒的に楽です、実際そのような修理を行う事もあります。しかしそれだとロジックボードが交換先のものに変わるためシリアル番号が違う全く別の本体という扱いになってしまいます。これによりアプリケーションの認証が外れてしまって立ち上がらなくなったり、再インストールが必要になる・・・などといったリスクがあるのです。(必ずしもそうなる訳ではありません)
また、法人からのご依頼となるとリース品だったり、保有資産として管理されている関係でむやみに別の本体に買い替えたりする事が出来ない・・・などといった事情も出てきたりします。

まとめ

今回はお客様より『今の本体に入っているアプリのインストーラーがもうないので入れ直しは避けたい』というご意向もあり、上記のようなパーツの移植ではなく中身の総入れ替えという大手術を行いました。このアルミニウムの筐体は変形させようと思っても人間の力ではまず無理。工具を使ってもおそらく無理なのではないか?それぐらい固いものなので対策としては交換の一択です。
ではそのような堅牢なものがなぜ変形してしまうのか?これは本当に謎なのですが。どうやら力のかかり具合や衝撃の角度によっては意外にもろいところがあるのではないか?というのが我々が出した結論です。

脚が変形すると見た目だけでなく本体がグラグラしてしまうなど安定性が悪くなったりしますので、今回と同じような筐体の歪みがあって困っているという方は是非弊社までご相談ください。

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