MacBookPro Mac修理レポート

【MacBookPro No.15】液体混入からの復活 (13インチ, 2019, Thunderbolt 3ポート x 2)

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お茶をこぼしてしまった

お子さんがうっかりMacの上にお茶をこぼしてしまったという事でお客様よりご相談をいただきました。すぐに水分を拭き取り、その当日はしばらく使えていたがバックアップを取っている間に電源落ち。その後は全く電源が入らなくなったという事で間違いなく時間の経過とともに症状が悪化したと思われます。

本体内部における液体の影響を確認(初期診断)

早速検証開始です。本体の裏蓋を開けたところロジックボードの至るところに顕著な液体痕を確認(冒頭の写真をご参照ください)、特にUSB-CコネクタとTouchID部の腐食が激しい状態でした。
またその影響か、向かって手前のUSB-Cポートの認識が悪い(充電出来ない)状態を確認しました。

問題箇所の洗い出しが出来たところで、まずはバックアップ途中で電源落ちしてしまったという事だったのでデータの救出を最優先に行います。

 

データ救出成功→基盤洗浄作業

なんとかデータの救出に成功したので、この時点でお客様に見積もり連絡です。まずはデータ救出ができる事をお伝えしご安心いただいてから、次は修理をどうするか?この部分をご相談しました。お客様によっては液体こぼしが起きた本体ですから再発のリスクも高くなるという事でデータ救出だけ出来れば買い換えるので直さなくても良い・・・という選択をされる方も多いので、今回もデータ救出のみ行うパターンと本体修理を行うパターンの2種類のお見積もりをお伝えしました。その結果今回は本体修理を行うというご意向いただきましたので、引き続き今度は洗浄作業を開始いたします。

内部洗浄作業


内部洗浄作業を行なった結果、見事電源が入るようになりました。上記写真を見ていただきますとわかる通りお預かり時にあった液体痕が全て綺麗に取り除かれています。認識が悪くなっていたUSB-Cポートは2ポート共に正常に戻りました。そしてキーボード、トラックパッド、カメラ、WiFi、スピーカー、Bluetooth、イヤホン、TouchBar、バッテリー駆動、充電、デバイス認識これらすべて異常なし!!良かった!
毎度ながら安堵する瞬間です。せっかく起動できても●●が使えなくなっている・・・というケースがあるので、今回のように正常に動作してくれるとホッとしますね。 さて、あとは長時間本体を起動させ電源落ちがないか耐久テストを行うのみです!

まとめ

その後、夜通しで負荷がけ検証を行うなどしましたが強制再起動や電源落ちなどなく正常な動作が確認できましたのでお客様への完了連絡と相成りました。
液体混入における故障は軽度のものから重度のものまで実に様々です。今回のような内部の基板上に広範囲にわたって腐食が起きているようなケースは割と重症の部類に入るのではないかとは思うのですが、それでも見事復活してくれました。我々としても諦めずに修理続行をご選択いただいたお客様の気持ちに応える事が出来て本当に良かったです。

という事で今回はMacBook Pro (13インチ, 2019, Thunderbolt 3ポート x 2)の液体混入からの復活についてご紹介いたしました。
運悪く液体混入のトラブルに遭遇してしまった方は諦めず是非弊社までご相談ください。

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