パソコンのスペックや、良し悪しというのは、なかなか分かりにくいものですよね。
日常的に使っていても、なかなかそこまで気にすることがないかもしれません。
最終的に「高いもののほうが良さそう」なんて結論に至ることもあるのではないでしょうか。
今回は、そんなパソコンにはあまり詳しくないという女性からのご相談を紹介します。
この方は、もともとPowerMacG4をお持ちでいらっしゃいました。
しかし、今回のご依頼はWindows機とのこと。
事情をうかがうと、Windowsはは3年くらい前に新調されたそうです。
パソコンに詳しいご友人から勧められて、オリジナルの組み立てPCとのことです。
ご本人曰く、なんでも20万円くらいした高級品らしいのです。
どれどれと、中を見させてもらうと…
メモリは、余裕たっぷりの16GB!
HDDは、大容量データも楽々の2TB!!
電源は800Wで、グラフィックボードも当時5万円以上するようなものを積んでいるではありませんか!?
「高いものだったので、10年くらいもてばいいな〜」とおっしゃっていましたが…
確かに、こんなもりもりのパソコンならそれなりの金額はするでしょう。
…が、しかし。
今回お伝えしたいのは、高級なパソコン=頑丈ということではないということです。
必ずしも、高いから「故障が少ない」とか「長持ちする」というわけではないんです。
実際には、スペックに余裕がある分、普段の不具合や劣化は少なくなるかもしれません。
しかし、HDDなどは消耗品ですので、一定期間で交換などが必要になってきます。
また、日頃のメンテナンスなどが寿命には大きく関係してくるのは言わずもがなですよね。
念のため、普段のパソコンの利用用途や使用状況について聞くと、お仕事でIllustratorを使用するとのこと。
それでしたら、ある程度のスペックが必要になるのもわかります。
しかし、そうした状況を踏まえても、今回はパソコンが少しオーバースペックな感じが否めません。
ご相談者の方の場合には、10万くらいのパソコンを買って、
また5年くらいで買い換えるといった提案ができたかもしれません。
パソコンは大きな買い物だからこそ、価格を優先するか、性能を取るか悩みますよね。
私どもアーストはパソコン販売店ではありませんが、だからこそお客様のご希望を聞き、
率直な意見でアドバイス致します。
「起動に時間がかかるからSDDにしたいな」
「メモリを増設したいな」
こういった修理のご相談も大歓迎です。
新品の購入や修理にお悩みの方は、ぜひ一度アーストまでご相談くださいませ。