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【MacBookAir】OSの起動中に止まってしまう原因がバッテリーだったとは!

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OSの立ち上げ途中で止まる

今回ご紹介するのはMacBook Air (Retina, 13-inch, 2018) が立ち上げの途中で止まってしまうというご相談についてです。

液体混入?(初期診断)

まずは原因究明のための初期診断開始です。すると電源ボタンを押した途端にいきなり高速でファンが回り始めました。もう暴走という言葉がぴったりくる程の激しさです。

このようなファン暴走はソフトウエアというよりは何かしらハードウエアに問題が起きて発生する事が多いため、まずはApple Diagonosticで検査をしてみる事にしました。


するとバッテリーとSMC(システム管理コントローラー)に問題があるとの結果が表示されました。
経験上、この結果を見た時点ではお客様からのご申告はなかったが液体混入も疑った方が良いかもしれないと考えました。そのため本体を分解しロジックボードの状態を見てみる事にしました。

しかしロジックボードは綺麗なものでした。液体混入の痕など全く見られず。。。 うーん、となると原因は何だ? 自然故障のSMCチップ不良???

ここは一旦冷静になって考えられるその他の原因を考えてみます。もしかするとバッテリーが認識出来ない場合にファンが暴走するケースもあるかもしれない!そう思い立ち、試しにバッテリーの交換を試してみる事にしました。

まさかのバッテリー

するとどうでしょう。バッテリーの仮付をして起動を試したところ、ファンの暴走が止み正常に起動してくれました。そしてもう一度この状態でApple Diagonosticをかけたところエラー表示が見事パスしました。バッテリーのエラーが消えるだけでなくSMCのエラーも消えた訳ですが、まさかバッテリーを認識できないとSMCエラーが出るとは驚きです。なんて仕様だよアップル!!w

まとめ

原因がはっきりしたので交換用のバッテリーを手配。こちらが届くと共に本体を仮付からしっかりと組み直しました。その状態で最終動作検証を行った結果バッテリーの認識問題なし、充放電のテストもクリア、その他の箇所も異常なしという事で完了のご連絡となりました。

MacはiPhoneのように頻繁にニューモデルが出るわけではありませんが、それでも一定期間を経て仕様が刷新されます。そのたびに今回のような今までに無いような仕様変更があったりする訳ですが、今回のケースは我々にとってもありがたい情報収集ともなりましたね。

昨今はメモリやSSDがメイン基板に組み込まれてしまうなど我々修理業者にとってはあまり歓迎出来ない仕様になってきてはいますが、これからも皆様に的確で有益なサポートを行えるよう努力してまいりますので、今後ともアーストをよろしくお願いいたします。

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