【目次】
Appleロゴから再起動を繰り返す
東京都世田谷区のお客様より、起動しない MacBookPro 16inch Nov2023 スペースブラック A2991 モデルの修理をご依頼をいただきました。
アーストへご依頼いただく前にAppleStoreで診てもらったそうですが、ロジックボード故障でロジックボードの交換修理が必要と診断されたとのことでした。
その後、弊社の【 Mac修理レポート 】をご覧いただいたようです。
これまでの保存データを残したまま修理をしたいため、アーストへこの度のMac修理をご依頼いただきました。
症状は、電源は入るものの、Appleロゴが表示されたあと強制的に再起動を繰り返して起動できないといったもの。
再起動の際には、Magsafe3のランプも一度消灯したあと起動と共に点灯する状態でした。
これを延々と繰り返して起動できないという中々難しい症状。
原因を究明していきます。

※Appleロゴが表示されたあと、すぐ電源が切れて再起動を繰り返す

※再起動するときは、Magsafe3のランプが一度消灯し、起動時にまた点灯する
Appleシリコンチップの異常??
この症状の原因の多くはロジックボードにあります。
MacBookProを分解してロジックボードの診断をしていきます。
テスターによる基板回路の診断をするも、電源は入る状態のため、PPBUS_AONやPP3V8_AONなどの主要回路に問題はなし。
ショートポイントも存在しません。
Appleシリコンチップの異常か??

※MacBookPro 16inch Nov2023 モデルナンバーはA2991
ロジックボードに液体腐食を発見!
ロジックボードの目視検査を今一度実施。
隈なく検査したところ、ロジックボードの一部の回路上に微々たる液体腐食が発生していることを発見しました!
なぜ腐食が発生しているのか、この付近やロジックボード上の別の箇所には液体の痕跡はありませんでした。
おそらく結露によって発生したのかもしれません。
腐食したコンデンサの電圧を計測したところ、本来およそ9Vの電圧が発生する回路に対し、4.8Vと電圧の低下を確認しました。
腐食したコンデンサを交換
腐食したコンデンサを交換したところ、この回路の電圧が9Vに回復しました!

※取り外した故障コンデンサは腐食によって実装面は真っ黒になっていました
起動回復!データを残したまま修理完了
Macを組み上げたところ、Appleロゴから再起動を繰り返す症状が解消し、無事ログイン画面が表示されました!!
お客様のアカウント名を確認。
専用診断プログラムによるハードウェア全体のテストもすべてクリア。
データを残したまま無事修理完了となりました。
データを残したままMacを修理します
この度のような、Appleロゴが表示されたあと強制的に再起動を繰り返して起動できないといった症状は、Appleシリコンチップの異常やデータ消去を前提とした重度の論理障害が発生している場合もあります。
しかし、その判断はロジックボードを含めたすべてのパーツをしっかりと診断したあとに判断する必要があります。
アーストのMacロジックボード修理では、データを残したまま修理をするためにこれらの診断をしっかりと行っています。
このため、この度のように結露による故障などをしっかりと発見することで、データを残したまま修理が可能となります。
同様のMacの症状でお困りのお客様は、アーストの【 Macロジックボード修理 】を、ぜひお気軽にご利用ください。
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