G4・G5・Vintage Mac修理レポート

画面が映らない/ロジックボード修理【iBook】

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iBook (800/900 MHz 32 VRAM)

2001年に発売された白いiBookG3のシリーズは2003年後半にG4に変わるまで
iBook (Dual USB)
iBook (Late 2001)
iBook (14.1 LCD)
iBook (16 VRAM)
iBook (14.1 LCD 16 VRAM)
iBook (Opaque 16 VRAM)
iBook (32 VRAM)
iBook (14.1 LCD 32 VRAM)
iBook (800/900 MHz 32 VRAM)
iBook (14.1 LCD 900 MHz 32 VRAM)

同時発売のモデルも含めてですが、実にこれだけのモデルが発売されました。すごいですね。当時はPowerBookシリーズよりも安価で変えたはずなんで、その外見の可愛さも手伝いかなり売れたのではないかと思います。
今回のご相談はそんなiBookG3の画面が映らないという内容でした。

起動音もしない。。。。

今回のご申告内容は『画面が映らない』というものでしたが、電源ボタンを押したら起動音すらしない状態でした。しかし内部では機械音がしているので通電は間違いなくしています。PRAMクリアも効果無しのため、メモリ差し替えとAirMacカードを抜いてみたところ起動音はするようになりましたが画面はつかないまま。

そのため本体裏蓋を開けてグラフィックボード(GPU)付近の接触状態を検証したところ一瞬画面が表示される事が確認できました。後述になりますが、iBookG3のシリーズは当時メイン基板であるロジックボード上のGPUの不具合が多かったんですね。どうや今回もそれに合致していたようです。

 

ロジックボードを修理する

弊社ではiMacやMacBookProのグラフィックボード修理を非常に多く行っておりますが、症例が少ないだけでその他の機種についてももちろん同様に直す事ができます。今回のiBookもロジックボード上にあるGPU部分を正しい状態に修復してあげる事で無事に立ち上がるようなりました。

 

 

 

 

まとめ

ということで今回は前回のPowerMacG4に続き懐かしい機種の修理をご紹介しました。iBookシリーズはその秀逸なデザインからいまだに大切に使っていらっしゃる方もいらっしゃいます。このモデルもメーカーはとっくの昔にサポートを打ち切りそれに伴い交換用部品も市場から姿を消してきており日に日に部品調達が困難になってきておりますが、弊社はこれからもサポートしていきますのでiBookユーザーの方でトラブルがおきた際は是非アーストにご相談ください。

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