MacBookAir Retina,13-inch,2019 Gold モデルの修理レポートです
東京都日野市のお客様からMac修理をご依頼いただき、大泉学園ラボに配送いただきました。
3週間ほど前に使用したきり、その後電源が全く入らなくなり、反応しなくなってしまったそうです。
AppleStoreではロジックボード故障と診断され、ロジックボードの交換修理によりデータは消失してしまうと案内があったそうです。
データを保持したままの修理をご希望いただき、弊社に修理をご依頼いただきました。
全く電源が入らない症状を確認
初期診断を開始。ご申告通り全く電源が入らない症状を確認しました。
USB-Cポートからの電圧は5V。これはショートが発生している可能性が高い状態です。
分解してメイン基板であるロジックボードの状態を確認していきます。
ロジックボードを診断
回路図と共にテスターでショートポイントを探っていきます。すると電圧が発生していないパワーレールを発見しました。さらにピンポイントでショートしているコンポーネントを検出していったところ、著しく発熱するコンポーネントを発見。ショートポイントの検出に成功しました。お客様に診断結果と御見積をご連絡し、ご承諾いただきましたため、ロジックボードの修理を実施しました。
ロジックボードの修理を実施
すでに検出しておいたショートポイントを修復していきます。
ショートポイントとなっているコンデンサはよく見ると少し色が変わっていました。
問題のコンデンサを交換したところ、ショートしていた回路が正常な電圧に回復。
組み上げていきます。
データを保持したまま、ロジックボードの修理が完了
組みあげて電源を入れたところ、無事起動回復しました!
お客さまのログインアカウント名を確認。今回もデータを保持したままロジックボード修理の完了です。
まとめ
全く電源が入らないMacの修理はアーストにお任せください。
AppleStoreとは違い、データを保持したままMacの修理が可能です。
Mac修理はロジックボードの基板修理実績の豊富なアーストへぜひお任せください。
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