MacBookAir Mac修理レポート

【起動不可!】MacBookAir M2 2022 A2681 のロジックボードを修理!!

投稿日:


突然電源が入らなくなった!

神奈川県川崎市のお客様より、MacBookAir M2 2022‎ A2681 ミッドナイトモデルの修理をご依頼いただきました。

前日まで普通に使用できていたが、翌朝Macを起動しようとしたら電源が付かず、Magsafe3の充電ランプもつかない状態。
各種放電や電源アダプタを電源タップを使わずに直接コンセントに接続も試したが、そのまま起動できなくなってしまったとのことでした。

データのバックアップを取っていない

データのバックアップを取っていなかったということで、なんとかデータを保持したままMacを修理したいというご希望により、弊社に修理をご依頼いただきました。
例えMacのロジックボードが故障していたとしても、アーストの【 基板修復技術 】によってロジックボードが回復すれば、データを保持したままMacの修理が可能です。
それでは診断の開始です!

分解してロジックボードを検査

ご申告通り、電源が入らず起動できない症状を確認。
通常はオレンジや緑に点灯するMagsafe3ケーブルの充電ランプも全く点灯しません。

このように、Magsafe3ケーブルの充電ランプが点灯しない場合、ロジックボードにショートが発生している可能性が極めて高いです。
ロジックボードを検査するため、Macを分解してロジックボードを取り外しました。


※ロジックボードの番号は、「820-02536-A」

ロジックボードを検査したところ、基板の一部の回路にショートが発生していることを確認しました。
ショートポイントをピンポイントで特定します。

ショートポイントを検出

さらにロジックボードのショートポイントを探ったところ、回路上のコンデンサ故障を確認。
ショートの原因となっている故障コンデンサを検出しました。

ロジックボードを修理

ロジックボードの修理開始です!
ショートポイントを除去していきます。
ショートポイントとなっている故障コンデンサの付近には、さらに極小なコンデンサ群が密集しているため、僅かな手のブレにも注意が必要です。
基板修復技術によりショートの原因となっている故障コンデンサを取り外し、正常なコンデンサを再実装しました。


※ショートポイントとなっていた故障コンデンサ

基板修復技術により、ショートしていた回路が再び正常な回路に回復。
ロジックボードの修理完了です!
組み上げて起動チェックをします。

起動回復!データも問題なし!

Macを組み上げたところ、電源が入り、無事起動回復しました!!
お客様ご名義のログインユーザ名を確認。
その他、診断プログラムによるすべてのハードウェアテストをクリアしました。
今回もデータをすべて保持したままMacの修理完了です!!


※Magsafe3ケーブルの充電ランプも無事点灯!


※お帰り!元気なログイン画面

まとめ

MacBookAir M2 2022 A2681 ミッドナイトモデルのロジックボード修理の様子をご紹介しました。
電源が入らず起動できなくなる症状としては、発売から間もないためこれまであまりご依頼のなかった機種ですが、発売から2年目となりいよいよ故障リスクが高まってきたのかもしれません。
しかし、アーストのMac修理ならデータを保持したまま修理可能です。
起動できない、電源が入らないMacの修理は、【 基板修復技術 】による確かなロジックボードの修理技術と実績のあるアーストへぜひお任せください!

17309-001

-MacBookAir, Mac修理レポート
-, ,