MacBook Pro (16-inch, 2019) シルバーモデルの修理レポートです。
東京都武蔵野市のお客様からMac修理をご依頼いただき、新宿ラボへお持ち込みいただきました。
症状は、電源を入れると一瞬画面が光るがすぐに消えてしまい、液晶画面が映らないという症状でした。
Touch Barやキーボードの操作はできるため、起動はしている様子とのこと。
液晶ディスプレイ故障の可能性が考えられます。
初期診断にて、ご申告通り電源を入れると一瞬画面が光るが消えてしまう症状を確認。
液晶ディスプレイの故障であるか、さらに診断を進めていきます。
macOSの起動と映像出力を確認
液晶ディスプレイの故障であるか、原因の切り分けのため、外部モニタへ映像出力テストをしたところ、問題なく映像が出力されました。
ご申告通り、Touch Barやキーボード操作に異常なし。
macOSは問題なく起動しています。
この場合、液晶ディスプレイ故障である可能性が極めて高いです。
確証を得るため、診断用の液晶ディスプレイを取り付けたところ、問題なく液晶画面の表示が回復。
診断により液晶ディスプレイ故障が判明しました。
お客様に診断結果と御見積をご連絡。
修理にご了承いただいたため、液晶ディスプレイの交換修理を実施しました。
液晶修理プランをご選択いただけます
アーストのMacBook液晶修理では、液晶品質ごとの液晶修理プランをご選択いただけます。
対象機種の場合、レンタル&リペアにより液晶修理期間中もお客様ご自身のMacをご利用いただけます。
今回は、新品パーツを使用した液晶修理プランをご利用いただきました。
液晶修理を実施
液晶ディスプレイの交換修理の開始です。
まずは故障している液晶ディスプレイを外します。
筐体から完全に故障した液晶ディスプレイ分離しました。
新品の液晶ディスプレイを元通りに取り付けて組み立てていきます。
液晶画面表示が回復、修理完了
液晶ディスプレイの交換修理により、無事画面表示が回復しました。
液晶ディスプレイの交換後は、適切な調整と動作テストを行います。
Apple IRP加盟店が使用できる専用ツールにて、蓋開閉センサーや環境光センサーなどの機能もしっかり調整してチェックします。
この専用ツールで正確な調整をしていない液晶ディスプレイは、開いてもMacが起動しなかったり、閉じてもスリープに入らなかったりと、一部の機能が不十分のままとなる場合があります。
液晶ディスプレイ交換後、すべての調整と動作テストをクリア。
MacBook Pro (16-inch, 2019) シルバーモデルの液晶修理が無事完了しました。
もちろん、お客様のデータはすべて保持されたまま修理完了です。
まとめ
Macの修理に使用するパーツは、交換修理後に適切な調整をしなければ完全に機能しない場合があります。
Mac修理業者によっては、パーツ品質の説明や修理後の調整がしっかりと行われない可能性がございます。
Macの液晶修理は、確かな修理実績とApple IRP加盟店であるアーストへぜひお任せください。
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