MacBookPro(Retina,13-inch,Early2015)モデルの修理レポートです
〜 液体をこぼしてしまい電源が入らなくなってしまった 〜
液体こぼしのご申告があった場合、初期診断の段階でショートしてしまう可能性があるため、電源を入れる検証は行わず、まず真っ先に本体の分解をします。
液体による影響が本体内部にどのように及んでいるのか確認していきます。
早速、裏蓋を開けていきましょう。
液体による腐食箇所が無いか確認したところ、ありました!!
主にトラックパッド基板の部分からロジックボードへのケーブルにかけて液体腐食の青錆を発見。
その他には特に腐食箇所は見当たりませんでした。
洗浄作業の開始です。
トラックパッド基板とケーブルを洗浄していきます。
洗浄後の様子です。
青錆は消え、トラックパッド基板はだいぶキレイになりました。
ケーブルは腐食の影響により塗装が若干剥がれてしまいました。
しかし、通電が上手くいけば回復の見込みがあります。
望みを抱きつつ、洗浄の際に取り外したケーブルを接続し元に戻していきます。
接続を戻しました。
あとは裏蓋を戻し完全に組み立て上げます。
その後、電源が入るようになったかどうか、いよいよ起動チェックの開始です!!
今回は基板洗浄作業で修理完了しました。
2015年に購入してまだ2年あまりしか経っていないMacだったため、回復出来て良かったです。
お客様からもお喜びの声を頂きました。
ありがとうございます。
万が一、液体をこぼしてしまいMacが起動しなくなっても大丈夫です。
弊社の初期診断を是非ご利用下さい。
あらゆる状態のMacを修理致します。