DIY Mac修理関連記事

Mac修理のアイテムをご紹介

更新日:

Mac修理に必要な(あると便利な)アイテムをご紹介します

今日のブログはMacを修理する際に使用するアイテムをいくつかご紹介しようと思います。

Macの修理に必要なアイテム(ドライバー)

 

Macの分解修理には、あらゆるアイテムが必要となります。そんな中で代表的なのはやはりドライバーでしょう。プラス、マイナス、六角、トルクス、スクエア(四角)、トライポイント(Y型)など様々なものがあります。

【トルクスドライバー】

 

最近のMacは主にトルクスという先端が星型のようになっているネジを使う事が主流になってきており、そこに対応するのがこのトルクスドライバーです。ドライバーとネジの噛み合いが強いので工具の先端がネジ穴から外れにくいという利点があります。さらに普段からどこの家庭にも常備されているようなものではないため、専用のドライバーを持っていないと簡単に開ける事ができないようになっています。イタズラ防止にも一役買ってるというわけですね。

 

【プラスドライバー】

 

最も有名なのはやはりこれでしょう。PowerMacの頃などは一般的なプラスドライバー(+ドライバー)が多く用いられてきました。もはやこれについては説明は不要ですね。

 

【マイナスドライバー】

逆にマイナスドライバーの使用は、これまでにほとんどありません。
PowerMacG5に取り付けたハードディスクドライブがベイにはまって取れない時に使うくらいでしょうか。これはかなり特殊な使い方ですが。

 

その他、六角、スクエア(四角)、トライポイント(Y型)などもありますが、Macの分解ではあまり使いません。どちらかというと同じトルクスでもT8, T5, T3 と言った具合に違ったサイズのネジを使う傾向にあります。特に最近のノート型のMacは様々な大きさのネジを使い分けていますよ。
ちなみにどのドライバーでも共通していえる事ですが、柄は太い方が回しやすく使いやすいのでお勧めです。

注意点としてサイズが合わないドライバーを使うとネジ穴が合わず中で動いてしまって、その結果ネジ穴が舐めてしまって全く回せなくなってしまうという最悪の状態に陥る事があります。こうなると最悪はネジ自体をドリルで破壊して。。。なんてことにもなりかねないので、ネジとドライバーは正しいサイズのものを使うようにしましょう。

Macの修理に必要なアイテム(スパジャー)

 

Appleではブラックスティックと呼ばれてもいますが、ノートPCの分解ではかなり重宝します。
スパジャーの広い面を、ロジックボードと筐体の隙間に差し込んで、ロジックボードを持ち上げるのは、ロジックボード交換を行う際に必須の作業です。
また、iMacのケーブルなどがロジックボードの裏側に入り込んでしまった際、引っ張り出すのにも重宝します。昔のMacであれば、リセットスイッチを押すときに使用することもありました。
Macの内部はショートしやすいパーツが多いため、静電気防止の工具で作業をすることは重要です。

 

押さえる、外す、突く、と、一本3役の万能ツールです。

 

Macの修理にあると便利なアイテム(照明と拡大鏡)

 

こちらは工具ではありませんが、日々作業していて必要不可欠だなと思うものなのでご紹介させていただきます。
デスクトップはそこまででもありませんが、ノート型のMacの分解となると小さいネジを扱ったりで結構な精密作業となります。そんな時に暗い場所で作業をしていると思わぬミスを起こしてしまう可能性もありますから、やはり作業環境は明るく照らしておくべきです。
そしてそこに加えて拡大鏡があれば更に安心でしょう。

通販などでこの機能を合体させた便利なグッズも売っていたりします。

 

Macの修理にあると便利なアイテム(ニッパー)

 

Macを分解する際に気をつけないといけないのは、いろいろな所についているコネクタをどう抜くかです。コネクタのタイプによっては上記スパジャーを使ったり、静電気防止のプラスチック製ピンセットを使うなど様々なのですが、意外に(?)使えるアイテムがあります。

上記写真のようなコネクタ部分をはずすのに意外に重宝するのがニッパーです。ペンチでなくニッパー?と思われるかもしれませんが、ニッパーをコネクタの間に挟み込んで外すと、コネクタのソケットを破損せずに外すことができます。ただこれについてはニッパー本来の使い方とは違いますので使用には細心の注意が必要です。
それこそロジックボードにニッパーが触れるとショートする可能性があったり、挟む際に力を入れすぎてプラスチック部分が切れたり変形してしまう恐れもありますので。

 

まとめ

以上です。
今回はいつもと少し違った切り口でMac修理に必要な(あると便利な)アイテムをご紹介いたしました。
紹介しておきながら言うのも変ですが、ご自身での分解はあくまで自己責任となってしまいますので、経験のない方は無理をせず弊社ような修理のプロフェッショナルにご相談ください。

 

-DIY, Mac修理関連記事
-